ブラック企業勤めで心身共に限界かも…そんなとき退職代行が役に立つ!
目次
社内でのいじめやパワハラは当たり前、毎日終電近くまで働いて家にもまともに帰れない…そんな状況に悩んでいたら、あなたの働いている会社は「ブラック企業」かもしれません。
過酷な労働環境や神経をすり減らすような最悪な人間環境の中で働いていると、いつか体も心も限界を迎えます。
「辞めたい」と何度も思ったことがあるはずです。
しかし、退職を言い出すのはただでさえ勇気がいるものです。
さらに、ブラックな職場では退職を言い出したところで拒否されたり怒鳴られたりさらに状況を悪化させてしまうかも…そんな不安から中々踏み出せない人はたくさんいます。
こんな時の選択肢として「退職代行」は有効手段の一つです。
今回はブラック企業相手だからこそ退職代行が力を発揮する理由や、退職代行を使ってでもすぐに辞めた方がいい理由を解説します。
周りの友人・知人の職場に比べて決して恵まれている環境とは言えず、「このままここで働き続けていて良いのだろうか…」と疑問を抱えている人や、いますぐにでもブラック企業から逃げ出したい人は本記事が現状打破のきっかけになるかもしれません。
うちの会社やっぱりブラック?ブラック企業の特徴とは
「ブラック企業」という言葉はすでに一般用語として使われるほど浸透している言葉ですが、実際にはどのような企業を指すのでしょうか。
厚生労働省は「定義はしていない」という前提で、下記のような特徴を挙げています。
厚生労働省においては、「ブラック企業」について定義していませんが、一般的な特徴として、
① 労働者に対し極端な長時間労働やノルマを課す
② 賃金不払残業やパワーハラスメントが横行するなど企業全体のコンプライアンス意識が低い
③ このような状況下で労働者に対し過度の選別を行うなどと言われています。
引用:厚生労働省 確かめよう労働条件 Q&Aより
それでは、この厚生労働省の挙げている特徴をおさえつつ、もう少し詳しく解説します。
非常識な長時間労働で拘束する
ブラック企業と言えば「長時間労働」という言葉が必ずセットになってきます。
一般的な企業では朝9時から夕方18時を定時とし、間に昼食の休憩を1時間挟んで一日8時間労働としているケースが多いですね。
これは労働基準法によって1日あたりの労働時間が定められているからです。
第三十二条 使用者は、労働者に、休憩時間を除き一週間について四十時間を超えて、労働させてはならない。
原則的に企業は労働者を1日8時間以上働かせることはできません。
よって、この8時間を守った時間を定時として設定しているわけです。
しかし、ブラック企業には定時はあってないようなもの。
早朝から終電まで働きづめなんてことを当たり前のように強要してきます。
厚生労働省によると、1ヶ月あたり80時間を超える残業が続くと過労死との因果関係が認められるとしています。
この1ヶ月あたりの残業80時間は「過労死ライン」とも言われ、この基準を超えているようであればブラック企業であると言って良いでしょう。
極端に無茶なノルマを課す
ブラック企業が長時間労働になるのは、1日8時間では決して終わらせられない量の仕事をノルマとして課してくるからということも原因の一つです。
「終わってないなら帰るな」「仕事が遅いお前が悪い」と労働者の責任にして会社に縛りつけます。
さらにはノルマが達成できないことに対して激しく叱責や罵倒をして労働者を追い込むパワハラにも発展し、長時間労働で疲れている人の精神をさらに削ってきます。
いじめ、パワハラ、セクハラの横行
いじめやパワハラなどの行為が当たり前に行われているのもブラック企業ならではと言える光景です。
強い言葉で理不尽に怒鳴りつけたり、性的な嫌がらせを繰り返して恐怖心で労働者を支配します。
特にやり返せないような真面目で大人しい人が標的になりやすく、何も報復がないのをいいことにどんどんエスカレートしていきます。
給与や残業代、休日手当て等の未払い
定められた定時以外の時間に働く場合は時間外労働として給料とは別に手当てを出さなければなりません。
しかし、ブラック企業であるとその残業代を支払わないというケースが多発しているようです。
また「みなし残業代」として給与にある程度の残業代が含まれていることにし、その手当てに見合わない時間を拘束するというパターンもあります。
すぐに人が辞めていく、人の入れ替わりが激しい
ブラック企業は人を人と思わないような扱いをするため、離職率が高くすぐに人が辞めていきます。
不当な扱いに不満を持って辞める人もいれば、精神的にもう働けないところまで追い込まれて辞める人もおり、全ては会社のあり方が原因でありながらそれを改めようとはしません。
労働者を使い捨てのような感覚で扱っているため、誰かが辞めたら新しく雇えばいいと大して痛手だとも思っていません。
そして年中いつでも大量採用を行い、人を補充しては使い倒すという繰り返しです。
辞めたくてもすぐには辞めさせてもらえない
人材は使い捨て感覚ですが、使える人を簡単に手放したりはしません。
まだ働ける人は「辞めたい」と言われようとすぐには許可せず、できるだけ引き伸ばそうとします。
その際も、優しく引き留めるわけではなく怒声や罵声を浴びせて萎縮させ、退職を取下げさせるなどブラック企業らしい方法で引き留めます。
そして、心身ともにボロボロになるまで働かせるのです。
退職率は増加傾向…労働環境や人間関係は退職理由になる!
日本では近年、退職率が増加傾向にあり、その中でも特に新卒の若者の離職率の高さが問題視されています。
厚生労働省による「新規学卒就職者の離職状況(平成28年3月卒業者の状況)」によると、新規大卒就職者の3年以内の離職率は32.0%と、実に3人に1人が3年間のうちに離職しているという結果でした。
また、厚生労働省による「平成 30 年雇用動向調査結果の概況」を見てみると、離職理由として下記の項目の割合が高くなっています。
- 職場の人間関係が好ましくなかった
男性 7.7% 女性 11.8% - 給料等収入が少なかった
男性 10.2% 女性 8.8% - 労働時間、休日等の労働条件が悪かった
男性 10.0% 女性 13.4% - 会社の将来が不安だった
男性 7.6% 女性 4.0%
このような職場に原因があるとして離職をしている人は全体で見ると男性が35.5%女性が38.0%と非常に高い割合になっています。
上記の結果から、労働環境や人間関係の悪さ、つまりブラック企業の特徴とも言える内容で離職する人がいかに多いか、また若者の離職にもブラック企業の存在が大きく影響しているであろうことがわかります。
つまり、例えば自分のスキルアップのためや結婚・出産といったポジティブな退職理由ではなくても労働環境や賃金、人間関係を挙げて「この会社では働いていられない」というのも退職理由として十分なものであるということです。
迷う時間がもったいない!ブラック企業は即辞めるべき
「ブラック企業」と呼ばれる職場の特徴についてご紹介しましたが、これらの内容に複数当てはまるところがある、もしくは全て当てはまっているというならば、あなたの働いている会社がブラック企業である可能性はかなり高いです。
そんな場合どうするべきか。
結論から言うと「すぐにでも辞めるべき」です。
ここでは、ブラック企業で我慢して働くことにはメリットがない理由を解説していきます。
ブラック企業において労働環境や人間関係は改善しない
今は最悪だけれど、「そのうちよくなるかもしれない」という期待がありなかなか退職までは思い切れないという人がいます。
しかし、ブラック企業において労働環境や人間関係の改善がなされることはほぼありえないと断言できます。
そもそも、職場をより良いものにしていきたいという意思が上層部にあるのならブラック企業と呼ばれるようなことにはならないからです。
立派なブラック企業を作り上げてしまった会社の体質はもはやよほどのことがない限り変えられません。
もし先々の改善に希望を持って今の状況を我慢しているようなら、すぐに退職の意思を固めるべきです。
体や心を壊してしまったら元も子もない
過労死ラインに引っかかるような長時間労働で体に無理をかけたり、パワハラやいじめに耐えて心に常に負担を欠けた状態で働き続けると、人間の心身は簡単に壊れてしまいます。
辛い気持ちがあるのに「まだいける」と自己判断で頑張ってしまうのは大変危険です。
疲労のせいで意識がボーッとなり出勤退勤中に思わぬ事故にあってしまったり、うつ病をはじめとする精神疾患に罹患したりすると、最悪元の生活は戻ってきません。
そのような限界状態に陥る前にできるだけ早く見切りをつけることが重要です。
今ブラック企業のために無理をして、その先の健康や人生を棒にふってしまったら元も子もありません。
ブラック企業に費やす時間がもったいない
例えば、ブラック企業で毎日終電まで働いている時間、たまの休日に呼び出されて休日出勤…そのような時間外労働はあなたの生活を豊かにしてくれているでしょうか?
定時の後に家族や友人と食事にいったり、休日は仕事のことなど考えずに思いっきり遊んだり、普通の企業勤めの人たちが普通に楽しんでいる時間を全てブラック企業のために費やしていると思うと馬鹿らしくなってくると思います。
頑張れば定時で退社した後資格勉強などに時間を当てて自分のスキルアップだってできるかもしれません。
ブラック企業で仕事に追われていると、仕事から離れている時間も会社や仕事のことで頭がいっぱいになっており、本当にリラックスする時間もなかなかとることができません。
こんな生活をこれから先何年も、何十年も続けていくと、人生そのものをブラック企業に捧げるようなことになってしまいます。
自分自身の豊かな生活を取り戻すために、一刻も早くブラック企業から去るのが正しい選択です。
辞めたくても辞めさせてもらえない…そんな場合も退職代行なら即日退社可能
ブラック企業で心身ともに辛いからすぐにでも辞めたい…。
しかし、実際辞めるために動くのはハードルが高いと感じている人も多いでしょう。
普段からパワハラの被害にあっている人なら尚更「退職なんて言い出せない」と感じるはずです。
確かに、退職を申し出るのは勇気がいることですし、忙しい中で時間を作って上司と面と向かって話すということまで考えると気が重く、億劫になってしまいますよね。
そこで「退職代行を利用して辞める」という選択肢を提案します。
退職代行使って即日で辞めたい
— み (@asasm03) January 21, 2021
退職代行であれば、あなたの抱える退職への悩みやハードルが全て解決できる可能性があります。
最短で当日でも対応可能!即日退社できる
一般的な退職の流れは、
- 退職希望日の1ヶ月以上前に会社へ退職の意思を伝える
- 会社が承認し、退職日を決定する
- 退職日まで引継ぎなどを行いながら出社する
- 退社(有休があれば消化)
となり、会社へ退職を申し出てから最低1ヶ月ほどは出社し続けなければなりません。
この退職日までの期間が気まずく、最悪の場合「どうせ辞める人だから」といじめやパワハラが悪化するという事態もありえます。
しかし、退職代行は業者が連絡実行をしたらその瞬間から出社の必要も会社と連絡をし合うこともありません。
しかも民間業者の多くは24時間365日体制で対応できるようにしており、最短で「今日から行きたくない」という依頼でも実行できます。
退職代行は実行してしまえば、ほぼ確実にその場で退職が決定しますので、もう嫌な上司や意地悪な同僚と顔を合わせることもありません。
会社と直接やりとりする必要がない
退職代行は業者が依頼者と会社の間に入って連絡事項などを伝達してくれます。
退職の申し出の連絡はもちろんのこと、会社側からの連絡も業者が受けて依頼者へ伝えるので、もう直接会社と電話やメールなどをすることはありません。
退職代行サービスがあるだけで安心する。小中高を経て、「部活辞めたい」とか言ったら「頑張ってないのに?」とか責められた経験があり、口に出していう勇気すら無くしてしまったので
— マッキ⚠️口悪いです (@uUYjhpHSpHFIWtg) January 16, 2021
たとえ上司が怒り狂って業者を怒鳴りつけるようなことがあっても、依頼者本人の耳には届きません。
万が一会社から直接電話がしつこくかかってきたとしても無視してOK。
「用件は全て業者を通してください」で解決です。
デメリット?退職代行費用はネックになるか
ブラック企業を辞めるのにこれ以上の条件はないと言えるほど最適な退職代行ですが、一つネックがあるとすると「退職代行費用が発生する」ということです。
相場で2〜3万円ほどと、決して安い金額ではありません。
普通に自力で退職する場合は一切お金がかからないことを考えると割高には感じます。
しかし、実際に使った人の口コミなどを見ると「この金額で辞められるなら使って良かった」「ブラック企業から逃げられるなら安いもん」とほとんどの人が後悔がなかったと言っています。
退職代行は3万だった スムーズに辞められたので安いもんだった #20卒 #20卒辞めたい #新卒 #新卒辞めたい
— 砂糖漬け (@mnmnm_01) July 25, 2020
退職代行に頼んだわ
あいつと話さずに退職出来るなら3万くらい安いもんよ— まみや (@mamiya_only) December 31, 2020
実は私も前の仕事(1週間だけやってた車工場)、退職代行で辞めたのよね。高かったけど本当に精神的に辛くて救いになった。ちゃんと退職届もちゃんと書けて助かったもん。仕事辞めたくてもやめられない方、本当にオススメです。
— みーさん(∴✪ω⊗∴)うー! (@0p0_Miisan) March 18, 2020
突発的に支払うには少々高い金額ではありますが、長期的な目で考えると妥当な出費であると結論づける人が多いようです。
確かに、ブラック企業のせいでうつ病などを発症してしまうと治療には長い時間とお金がかかります。
それを加味すれば決して高くはない依頼料だと言えますね。
もしも退職時にブラック企業相手に揉めてしまったら…
一般的な企業であれば、退職代行を使った時点でもう会社との縁は切れたも同然です。
しかし、相手がブラック企業の場合、もしかしたら一筋縄では行かないこともあるかもしれません。
- 「急に辞められて損害を被った」と損害賠償請求
- 残業代を含め賃金の支払い拒否
- 有休を使わせてくれない
例えば、上記のようなトラブルが発生した場合、未払い賃金の請求や有休消化の交渉は退職代行業者では行うことができません。
これは弁護士法の「非弁行為」に抵触してしまうためであり、もしこのような事態の解決をするならば弁護士に入ってもらう必要があります。
民間業者に依頼したけれど揉めてしまいその後弁護士に再依頼…となると依頼料もかなりかかってきてしまうので、このようなトラブルが起こる心配があるならば最初から弁護士事務所に退職代行をお願いするのが良いでしょう。
パワハラ・セクハラに対して慰謝料請求する場合も弁護士へ
逆に、職場でのいじめやパワハラ、セクハラで多大な被害を被ったと慰謝料請求をする場合も弁護士のお仕事になります。
ブラック企業を徹底的に制裁するのであれば、その希望を伝えて弁護士と共に会社と戦いましょう。
時間もお金もかかる話にはなりますが、あなたが受けた苦しみを会社に判らせるためには一番の方法です。
訴訟を起こされた会社は社会的な評判もガタ落ちとなり、かなりのダメージを与えられます。
まとめ:ブラック企業に遠慮する必要はない!退職代行ですぐにでも辞めよう
ブラック企業で働き、その過酷な労働環境や人間関係の悪さに悩む人はたくさんいます。
それは離職者の割合や離職理由の調査結果からも読み取れますが、何よりも退職代行の利用者が年々増えているところからも明らかです。
人を使い捨てのコマとしか思っていないブラック企業は躊躇なく従業員を使い倒しますし、それによって心身を病んでしまっても何も責任をとってくれません。
苦しい、辛いと感じているのならば、1日でも早く辞めてしまいましょう。
退職代行はブラック企業をスムーズに退職するための最適解の一つです。
退職代行サービス
私は需要のある良いサービスだと思う。
職場に言うのが怖くて我慢してる子達もいると思います。
ブラックな職場ほど「辞めます」と言うのが大変だったりします。
退職代行を使われた会社は「社員にとって辞めるを言えないほど風通しが悪い職場」と自覚すべきだと思います。
— タケさん@公務員投資家サイドFIRE目指す (@Ot5VCuZYcqkuwWF) January 19, 2021
本記事が「辞めたいのに辞められない」と悩んでいる人が一歩踏み出すための足掛かりになれば幸いです。