
退職代行の支払いって何が使えるの?支払い方法について詳しく解説!
目次
退職代行は比較的新しいサービス故に、詳しい情報を知る人が少なく利用に不安を感じる人もいます。
特に実際利用するとなると気になるものの一つとして「支払い方法」があるのではないでしょうか。
- 給料日前でお金がなく前払いできなさそう
- クレジットカードを持っていないけれど利用できる?
- できれば退職完了した後に支払いたい
- 前払いしたら業者と連絡が取れなくなったら不安
安くない依頼料を支払うわけですから、支払い方法が不透明だとどうしても申し込みを躊躇してしまう人もいると思います。
今回は、そういった不安を払拭できるよう退職代行の支払いについてまとめてみました。
退職代行は前払いが基本?不安な人は後払い可の業者を選んでも
まず、退職代行はどのタイミングで支払いをするのでしょうか。
多くの業者の退職代行実行の流れは下記のようになります。
- LINEやメールで問い合わせ、相談
- 依頼者の情報の確認
- 支払い
- 具体的な実行に関しての打ち合わせ
- 退職代行実行
- 結果報告
これを見て分かるように、この流れですと支払いは退職代行を実行する前なので「前払い」ということになります。
ほとんどの業者がこの前払い方式を採用していますが、それは何故でしょうか。
前払いのメリット(退職代行業者側・利用者側)
退職代行業者側
業者から見て退職代行費用を前払いにするメインの理由はわかりやすく、「確実に支払いをしてもらうため」です。
丁寧にヒアリングし、実行に向けて計画をたて「あとは実行のみ!」という状況になって、利用者から「気が変わったのでキャンセルします」と言われてしまうと、それまでの相談の時間や手間、スタッフの人件費など諸々が無駄になってしまいます。
退職代行業者としては、依頼者の入金をもって契約成立とした方が安心して業務に取り組むことができるのです。
ただ、やはり業者側としても前払いを不安に思う利用者の気持ちは理解しているので、24時間無料で相談できる窓口をメールやLINEで設けたりと工夫をしています。
無料相談で納得してもらい、「実行を決める=支払いをする」というのが業者の理想ということですね。
利用者側
前払いは業者にとって都合がいいだけでは?と思われる方もいると思いますが、そうとも言えません。
実は前払いにすることで利用者としてもメリットがあるのです。
それは「料金が明確であること」。
前払いであれば、業者から提示された金額を支払えば、あとは退職完了まで一切お金を払うことはありません。
「支払いさえしてしまえばあとは業者がなんとかしてくれる」という安心感を持って依頼することがあります。
後払いの場合、いざ退職代行を実行したら会社側とちょっとしたトラブルになったり、当初の手数より業務が多くなったりして追加料金が発生し、見積もりより高い請求が来る可能性もあるわけです。
先に支払っておくことで、あとからお金の心配をしなくていいのは大きなメリットと言えます。
後払い対応の業者もある!
ただ、やはりどうしても前払いが心配という人もいるでしょう。
また、今すぐ実行して欲しいけれど手持ちが無く後払いしたいというケースももちろんあります。
その場合は後払いに対応している業者を選ぶようにしましょう。
前払いは「契約の成立」という意味合いが強いですが、後払いの場合は「成功報酬」ということになりますね。
晴れて退職が成功してから納得してお金を払うことができるので、利用者側からすると安心感がある後払いですが、逆を返すと業者としては「退職成功したら音信不通になって踏み倒される」というリスクを負うわけです。
そういった理由からか、後払いは先払いに比べて同じサービス内容でも少し価格設定が高めです。
少々割高な依頼料を払っても後払いを選ぶか、できるだけ省コストで先払いにするかは利用する人が納得できる方を選択するようにしましょう。
ほとんどの業者が対応可能!手持ちがあれば銀行振り込みは確実
それでは、実際に支払う段階になったときにどのような方法が選べるのかご紹介していきます。
ほぼ全ての業者が対応していると言ってもいいのは銀行振り込みです。
先払いの場合は依頼の実行を決定したら、後払いの場合は退職が完了して業者から支払いについての連絡があったら、指定の銀行口座にお金を振り込みます。
退職代行の料金振り込み完了。
明日9時30分に退職の連絡行って終わり。— ひよ(太郎)ちゃん🐣 (@daisuki485) July 19, 2020
インターネットバンキングなどでオンライン上で送金することもできますので、わざわざ銀行の窓口やATMに行かなくても振り込めるのは便利ですね。
振り込みをしたら業者に一報を入れ、業者が入金を確認したら取引完了です。
銀行振り込みのメリット
- 振り込みの証拠が残る
- ネット対応の銀行ならどこでも振り込みができる
- ほぼ全ての業者で対応している
銀行振り込みのデメリット
- ネット対応出ない銀行の場合はATMや窓口に出向かなければならない
- 入金の確認に時間がかかる場合がある(先払いの場合退職代行実行にタイムラグが出る可能性も)
- 現金の手持ちがない時には利用できない
実質後払い?クレジットカード支払いは現金がなくてもできて便利
銀行振り込みに続いて、クレジットカードの支払いもほとんどの業者が対応可能です。
クレジットカードでの支払いの場合、引き落としの日までにお金を用意すれば問題ありません。
もし支払いの時点で現金の手持ちがなくても利用できるので、考え方によれば実質後払いのような感覚で使うことができます。
入金の確認もすぐにできるので対応もスピーディーです。
また、業者への支払い時は一括払いのみになるケースがほとんどですが、後からカード会社に問い合わせて「分割払い」「リボ払い」などに変更できる場合も。
フレキシブルな使い方ができるのもクレジットカード払いの大きなメリットです。
クレジットカード支払いのメリット
- 現金の手持ちがなくても利用できる
- 支払い、入金確認までがスムーズでスピーディーな対応ができる
- 後から分割払いに変更などフレキシブルな対応が可能な場合も
- 支払いに応じてカード会社からのポイントがつくなどお得なこともある
クレジットカード支払いのデメリット
- 引き落とし日までの入金を忘れると引き落としができず、カードが止められてしまうことも
- 業者によって使えるカードの種類が限られている
その他業者によって対応している様々な支払い方法
退職代行のオーソドックスな支払い方法としては、上記でご紹介した銀行振り込みとクレジットカードの2つです。
この二種類であればほぼ全ての業者で対応していますので困ったら選んでおけば間違いありません。
しかし近年はキャッシュレス化の普及に合わせて、様々な支払い方法が選べるように進化しています。
ここでは銀行振り込みとクレジットカード以外のものについてご紹介していきます。
コンビニ決済
コンビニの店舗で支払いができる方法です。
クレジットカードを持っていなかったり、ネット上での決済が不安な人に向いています。
コンビニが開いている時間であればいつでも支払えるのも便利です。
キャリア決済
ドコモ、au、ソフトバンクといった携帯電話の通信キャリアを利用している人が利用できる支払い方法です。
退職代行でキャリア決済を使うと、その月の携帯利用料金と一緒に引き落としになります。
決済したらあとは引き落とされるのを待つだけなので手軽な支払い方法です。
携帯キャリアを使っている人に限定される方法ではありますが、振り込みをしたりカード情報を入力したりという手間も掛からず簡単にできるので、利用できる方にはおすすめです。
スマホの決済アプリで支払う(PayPay、LINE Pay、楽天ペイなど)
キャッシュレス化が進む中で登場してきた、スマホの決済アプリで支払う方法です。
PayPayやLINE Payなど様々な決済アプリがあり、業者によっては支払い方法として採用しているところもあります。
スマホさえあれば支払いができ、操作も簡単です。
ポイント還元のキャンペーンなどもよく行われており、タイミングが良ければ実質かなりお得に退職代行を使うことができるというメリットもあります。
まだ対応している業者がそんなに多くないのはネックですが、決済アプリは利用者も増加していますのでこれから使える業者も増えてくるかもしれません。
PayPal
最近日本でも広く利用されるようになったPayPalを導入している退職代行業者もあります。
PayPalはオンライン決済ですが、クレジットカード情報は取引先に通知されないので安心感があり好んで利用する方も多い支払い方法ですね。
PayPalに登録しました!
これで退職代行への
支払いが可能になりました!— はせ⛩ハロワ (@Hase_Main) December 26, 2019
こちらもまだ対応している業者は少なめですが、これから増えていくかもしれません。
支払い方法に迷ったら?24時間対応の問い合わせに連絡を
ご紹介したように、退職代行も業者によって様々な支払い方法を採用しています。
基本的には銀行振り込みかクレジットカードは使えますので、このどちらかを選ぶケースが多くなるでしょう。
それ以外の支払い方法を用意している業者を使った場合は、ニーズに合わせて選んでみるのもいいですね。
- クレジットカードは使いたくない、オンライン決済は不安
→銀行振り込み、コンビニ決済 - せっかく大金を払うのでお得に使いたい
→クレジットカード、スマホの決済アプリ - 手続きが面倒くさい、とにかく簡単に支払いたい
→キャリア決済 - オンライン決済は安心な大手のものを使いたい
→PayPal
対応している支払い方法は、ほとんどの退職代行業者が公式サイトに記載しています。
先払い、後払いについても合わせて確認しましょう。
支払いの方法に迷ったり、相談したいことがあれば、退職代行業者はメールやLINEで問い合わせを受け付けていますので気軽に連絡してみましょう。
まとめ:退職代行の支払い方法は様々!自分のニーズに合わせて選ぼう
退職代行は基本的には前払いとなっていますが、後払い対応をしている業者も存在します。
後払いの場合は先払いに比べて割高になる傾向があるので、先払いのメリットと比較して自分の納得できる方を選びましょう。
支払い方法については銀行振り込みとクレジットカードがメインとなります。
クレジットカードであれば、その場で手持ちがなくても支払えますので資金不足で後払いを考えている人であればクレジットカードでの前払いもおすすめです。
その他もコンビニ決済やキャリア決済、オンライン決済など様々な支払い豊富に対応している業者もあります。
色々と決済方法があると迷ってしまいそうですが、それぞれのメリットを考慮しつつ自分のニーズにぴったりの選択ができるといいですね。
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