もはや常連?退職代行を何度も使うリピーター【採用側視点でブラックリスト?】

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退職代行で転職を繰り返す人が増加中!リピーターはどう見られるのか

退職代行は本人に代わって業者が会社へ退職を申し入れてくれます。
依頼してしまえば、会社と直接連絡を取り合うことなく仕事が辞められ、しかもそれが即日というスピード感。
ブラック企業の過酷な労働や、社内の人間関係、パワハラなどに悩む人たちにとっては魅力的に映るサービスでしょう。

実際のところ、退職代行は比較的新しいサービスながらここ数年でメキメキと利用者が増え続けており、知名度も急激に高まっています。
利用者の中でも退職代行を何度も利用して転職を繰り返す、いわゆる退職代行の「リピーター」的な存在の人々も見られるようになりました。

世間的には退職代行に対しての批判的意見もまだまだ多い中、こういった「リピーター」はなぜ生まれるのでしょうか。
また、もはや常連とも言えるほど利用を繰り返している人は採用企業にとってどのように映るのか気になる方も多いでしょう。

今回は退職代行で転職を繰り返す「リピーター」について考察し、採用側からどのような印象をもたれるのか、またリピートすることのメリット・デメリットはどんなものがあるかまとめてみました。

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退職代行の「リピーター」はどんな人?常連化する理由とは

終身雇用が当たり前の時代が長く続いた日本では、転職をすること自体が少し特殊な目線でみられることもありました。
その名残か、転職回数が多い人はいまだにネガティブな印象をもたれがちです。
退職代行をリピートするこということは、その数だけ転職をしているということ。
従って世間的には「退職代行を何度も利用している」と言うと表面的な部分だけを見て「何か人間性に問題があるのでは」と考えられてしまうのです。
その傾向は特に中高年以上の人に顕著に見られます。

しかし、会社を辞めるために退職代行を使う理由は人それぞれです。
ひとまとめに「退職代行を使う人=ダメな人」と決めつけてしまうのは少々短絡的に思えます。

退職代行を複数回利用する人のタイプを分類するとこのようになります。

転職先もブラック企業、新しい職場でもパワハラやいじめにあった

会社の人間関係や仕事環境は面接だけではなかなか全てを見極めることはできません。
外面のいい採用担当者に安心して入社しても、実情はとんでもないパワハラ体質企業だったと言うパターンは決して珍しいことではないのです。

運悪くそういった職場にあたってしまい、再度退職代行を利用するというケースです。
常識の範囲を超えた労働時間に縛り付けられたり、理不尽な上司の叱責に耐えて体や精神を壊す前に逃げるという経験を一度以上しているので、「今退職代行を使うべき」という決断は初回より適切なタイミングで行えるようになるでしょう。

企業のミスマッチを連続で起こしてしまった

これは何かやりたい仕事があるという人が陥るパターンです。
退職代行で仕事を辞め、希望を持って転職したもののやりたい仕事をやらせてもらえなかったり、そもそも企業選びを間違えてしまった…という「企業ミスマッチ」が起きた状態。
チャレンジしたいこと、やりたいことがあるというポジティブな理由で退職代行を使うのですが、ミスマッチを起こしたことで再度転職を行うことになります。

ビジョンがしっかりしている人なだけに、「これが理想の仕事だ!」と思えるまで、短いスパンで退職代行利用を繰り返してしまう可能性があります。

いわゆる「辞め癖」?仕事が続かないタイプの人

退職代行を使うのは上記のような止むを得ず会社を辞める理由がある人がほとんどですが、中には「なんとなく」で退職代行を利用する人ももちろん存在します。
特に強い理由もないので、ちょっとしたことですぐ「辞めようかな」という思考になってしまう、いわゆる「辞め癖」のようなものがついてしまっているパターン。

退職代行によって退職のハードルを下げることで、その辞め癖的な性質により拍車をかけてしまうかもしれません。


退職代行のリピーターはブラックリスト入り?採用側からの目線

退職代行を使えば、退職は思った以上に簡単です。
しかし、問題はその先。
転職活動は代行してもらうことはできませんし、ただでさえ転職はなかなか一筋縄ではいきません。
「退職代行を何度も使っているうちにブラックリストに載って就職ができなくなるのでは」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。

しかし、これに関しては可能性は限りなく低いと考えられます。
なぜなら、退職代行を使って辞めても、経歴的には退職したという事実しか残らないからです。
職務経歴書に記載したり、面接で説明する必要もありません。
よって、自分からばらさない限りは採用企業にその情報は伝わらないのです。

もし退職代行業者から利用者のリストや利用履歴が漏れ、企業の採用担当者がそのデータを自社の選考のために利用しようとすれば、それが「ブラックリスト」になるかもしれません。
でも、全くもって現実的な話ではありませんよね。

退職代行を何度も利用していようと、それは企業にはわかりませんし選考の可否に関わることはありません。

転職歴の多さはかなり気になるポイントに

ただ退職代行をリピートしているということは、その数だけ転職しているという認識は持っていなければなりません。
転職歴はもちろん職務経歴に記載されますし、面接でも聞かれる内容です。

企業としては、採用したからにはできるだけ長く働いて欲しいと思っています。
ですので、短期間に転職を繰り返している人が応募してきた場合、「またすぐ辞められてしまうのでは」と警戒される可能性大です。

ブラックリストのようなもので弾かれることはありませんが、退職代行のリピーターは選考を進めるにあたって転職歴が多いというハンデを取り返す努力は必要になるでしょう。


常連さんは大歓迎!退職代行業者はリピーターを作りたい

それでは、退職代行のリピーターは退職代行業者から見てどんな存在なのでしょうか。
業者からするとリピーターはいわゆる「常連さん」。
会社の売り上げに貢献してくれる有難い存在です。

退職代行を行う業者や弁護士事務所は数年前に比べて増えており、各社サービス内容や料金で競り合う時代が来ています。
業者としては、利用者がもしまた退職代行を検討するのなら再び自分の会社を選んで欲しいですよね。
自分たちの退職代行をリピートしてもらうためには、他社に勝るサービスを提供しなければなりません。
そんな流れで「リピーター割引」を始める業者も出てきました。

リピーター割引があれば、依頼する側も安くなって助かりますし、業者側もリピーター獲得に加えて実績も増やすことができます。

一般的な小売業では、リピーターを増やすためにポイントカードの導入や現金還元などをよく行っています。
現在退職代行のリピーター向けサービスは割引がほとんどですが、今後業者同士の競争が激化してくるに従って、また新しいサービスが生まれるかもしれませんね。


退職代行、使うほど転職は不利?リピートするデメリット

退職代行にはそもそもメリットだけでなく様々なリスクが付き纏います。
元々のデメリットに加え、何度も利用することで生じるリスクにはどんなものがあるでしょうか。

退職回数があまりに多いと採用側の第一印象が悪い

退職代行で何度も辞めると純粋に転職回数が重なって行きます。
転職歴の多さは採用時の気になるポイントとなることは前述した通りです。
職務経歴書にずらっとたくさんの転職歴が並んでいた場合、採用の担当者によってはそれをマイナスに捉える人も多いのは事実です。
極端な人は、その時点で採用を見送ってしまうなんて可能性も0ではありません。

  • またすぐ辞めてしまうのではないか
  • 何か問題がある人なのではないか
  • 仕事ができないのではないか

「一つの会社に長く勤めることが一番」という意識がいまだに強い日本では、転職歴の多さは単純に印象面でネックになりがちです。

退職のハードルが下がりすぎてしまう

退職代行を利用する人の多くは、自分から退職を会社に言い出すことができずに悩んだ結果業者に依頼します。
辞めたいけれど、退職を言い出す勇気がなくずるずると働き続けてしまう人が今の日本にはたくさんいるということです。
退職代行というサービスが生まれる前は、今よりもっとそんな悩みを抱えていた人があふれていたかもしれません。

実際退職代行を利用した人の多くは「こんなにあっけなく辞められるとは」と驚くと言います。
退職代行は依頼者にとって山のように高かった退職のハードルを一気に下げてくれたわけです。

しかし、そこで気をつけたいのが「癖になってしまう」こと。
一度退職代行を利用したことで退職へのハードルが下がってしまい、ちょっとしたことで仕事へのモチベーションを失って辞めてしまう「辞め癖」につながってしまう人もいます。
何度も退職代行を繰り返すことでハードルが下がりすぎてしまうと、もはや頑張って働く気力が持てなくなりどんな仕事も続かないという負のスパイラルに陥ってしまうかも。
こればかりはその人の性質に関わる部分ではありますが、慣れは怖いものです。
退職代行は「最終手段」として取っておくという意識は必要ですね。

退職代行費用が馬鹿にならない

退職代行はもちろん安くはない依頼料がかかります。
リーズナブルなところでも相場2〜3万円ですので、何度も繰り返すには痛い出費になります。
気楽に辞められるからと何度もリピートしているとあっという間に「退職代行貧乏」になってしまいますので気をつけましょう。


ネガティブなことばかりじゃない!退職代行で転職数が増えるメリット

前項でも解説したように、転職回数の多さに対してネガティブな考えを持つ人が多いのは事実です。
しかし、逆を返せばポジティブに捉えられるメリットももちろんあります。

自分にぴったりの会社を見つけられる

退職代行を繰り返して様々な会社を渡り歩いていると、本当に自分にぴったりな会社に出会える可能性も上がります。
「ここはなんか違うなあ」と思いながらずるずる働いているよりは、在籍が短期間であっても思い切って辞めてしまうことで見つかる仕事もあるということです。
転職もタイミングが大切ですから、気になっている会社に求人が出ていたら迷わず退職代行を使ってでも乗り換えるのは賢い選択とも言えます。

いろいろな職種を経験することで自分のスキルを上げられる

退職代行で短期間での転職を繰り返していると、一つ一つの経験年数は短くなってしまうので専門的な立場に着くのは難しくなります。
しかし、専門性の高い仕事の経歴を持ってしまうと転職先が狭まるというデメリットも。
退職代行のリピーターになって短い期間でいろいろな会社で働くと、そういう人にはできない様々な仕事に触れることができます。
広く知識を有することで、柔軟な考え方ができるようになり幅広く対応ができるスキルが身に付くかもしれません。


まとめ:転職は当たり前の時代。これからは退職代行を上手に活用できる人が有利かも

総務省の統計によると、転職者数は年々増え続けており、2019年は351万人と過去最多となりました。
転職理由も「より良い条件を見つけるため」という人が増加し、今や転職はネガティブな理由ではなく前向きに行うものであるという認識になってきています。
「終身雇用至上主義」は古いものになりつつあり、転職が当たり前の時代へ。
退職代行の利用者の増加もこの時代の流れに大きく関わっていると考えられます。

退職代行サービスは比較的新しいものなので、まだ世間的に当たり前に普及しているものではありません。
しかし、これから先はますます転職者が増える傾向にあり、退職代行も転職方法の一つとして広く活用されていくかもしれませんね。

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